◆長崎県の大島町と崎戸町で見つけたスポットを紹介します!

こんにちはネリゴです。

なんとなく島に行きたいな~と地図を見ていましたら、長崎の端の方に「北緯33度線展望台」というものがあるらしい…

調べると崎戸島にあるとのこと。

海・展望台と言ったら、「行ってみるしかないでしょ!」

ふらっと長崎県の大島町と崎戸町に行ってきましたので、そこで見つけたスポットを紹介していこうと思います。

 



 

・長崎県 大島町・崎戸町

 

大島町は平成11年(1999年)11月11日11時11分11秒、1が並んだ日に大島大橋が開通し、陸続きとなりました。

炭鉱が閉山した後に、造船の町として様々な船やタンカーを送り出しています。

崎戸町は大島町と中戸大橋で結ばれた蠣浦島をはじめ、崎戸島・江島・平島からなります。

大島大橋は西海町と大島を結び、中戸大橋は大島と蠣浦島を結んでいます。そして、1971年に蠣浦島と崎戸島を結ぶ「本郷橋」が開通しました。

 

 

また、蠣浦島にはユニークなバス停が4ケ所あり、見つける楽しさもありますね。

 

 

 

西海市特産のアラカブタイをかたどった、蠣ノ浦アラカブのバス停と今泊タイのバス停です。ひそかに SNSで人気だとか。 

 

・北緯33度線展望台

 

 

崎戸町の最西端にある展望台で、名前の通り北緯33度に位置します。

遠くには、崎戸町に属する江島・平島が見え、天気が良ければ五島列島まで見えます。

また、夕日の名所としても有名です。

 

 

駐車場は、展望台近くのホテルに停めることになるのですが、この ホテルがすでに営業をしていませんでした…。 

展望台横には、1938年に建築された旧日本海軍佐世保鎮守府の特設見張所の聴音所がありました。終戦までの7年間、海底のスクリュー音等をキャッチするための施設でした。

 

 

 

果てしない大海原の絶景に、ただただ感動するばかりです。晴れている日の夕方に行くことで、素晴らしい夕日を望むことができます。

 


 

北緯33度線展望台 / 長崎県西海市崎戸町本郷

 

 

・崎戸歴史民俗資料館

 

 

崎戸町は江戸時代に捕鯨、明治時代以降は炭鉱が栄え、その後1968年に炭鉱を閉山しています。

崎戸歴史民俗資料館の方から、当時の貴重なお話を聞くことができました。

崎戸町には、かなりの量の石炭が採れたことから、 全盛期には島の人口が2万5000人にも達した ほどです。小さな島には、病院・学校・商店・娯楽施設に至るまでありとあらゆる施設が揃っていました。

テレビが発売された当初は、至るところの家の屋根にアンテナが建っていたそうです。笑

かなりの人口密度だったに違いありませんね。

大島大橋と中戸大橋が開通する前は、船で学校まで通っており、 悪天候や渦潮により帰れなくなることもしばしばあったそうです。 

同じ県には艦島(端島)池島・松島など炭鉱の島が点在しており、今でも残る遺構を見ることができます。

しかし、 崎戸炭鉱の遺構は老朽化によりほとんど解体されてしまい、残っていません…。 

資料館近くには展望台があり、崎戸の港を一望することができます。

崎戸港から就航しているフェリーで、江島・平島に向かうことができます。

 

 

 

眼下には、崎戸町が誇る製塩工場ダイヤソルト株式会社があり、 全国のシェア約3割はこの製塩工場のもの だそうです。

代表的な商品として、五島灘の塩があります。

 


 

崎戸歴史民俗資料館 / 長崎県西海市崎戸町蠣浦郷1224-5

営業時間 / 9:00~17:00

定休日 / 月曜・祝日

 

 

・大島大橋公園

 

 

全長1,095m、高さ126mの大島大橋のたもとにある公園です。

公園内には、観光案内所・トイレ・食事処(五味八珍:ちゃんぽんや皿うどんなど)があり、橋を望める絶好の展望台があります。

ここから見る大島大橋がすごくきれいで、時間を忘れ見惚れてしまいます。

 

 

また、広い芝生があり、きれいに整備されていますので、 子供たちが走り回ったり、遊んだりするのにぴったり ではないでしょうか!

何かあるというわけではないのですが、ふらっと立ち寄り、ゆっくりとするにはとても良い場所であると思います。

 


 

大島大橋公園 / 長崎県西海市大島町寺島

 

 

・まとめ

 

長崎県の大島町と崎戸町で見つけたスポットを紹介してきました。

複数の橋で繋がり、簡単に訪ねることができる大島町・崎戸町。かつて栄えていた時代とは違い、今は静かな町ですが、ゆっくりとした時間を過ごすのにはうってつけです。

訪れた土地の歴史やスポットを知ると、 町歩きがもっと面白くなります。 

有名な観光地では体験できない、路地裏や海岸沿いで静かな時間の流れを感じることができます。

普段と違うところに行けば、それは旅なのです!

 

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