こんにちはネリゴです。
私は旅に出る前の下調べとして、行く場所の水産物についてリサーチします。せっかく旅に出るのですから、常になかなか味わえない海鮮を食べてみたいと思っています。
part.1に引き続き、思い出しながら記事を書いていこうと思います。
関連記事:◆訪れたら絶対に食べてほしい絶品の海鮮part.1!
・北海道 道の駅 スワン44ねむろ
根室で花咲がにと並んで有名なのが、【秋刀魚-サンマ-】です。
根室のサンマが美味しいワケは、根室の『海』と『位置関係』にあります。根室沖は暖流と寒流が流れ込み、魚のエサとなるプランクトンが豊富です。急流で冷たい根室周辺海域では、魚の身が締まり脂がのっているのです。
太平洋沖のサンマは、春から夏にかけて北上し、成長したものが7月から8月に根室を中心とする道東地域を経由し、産卵のため南下を始めます。最も、脂がのったサンマを水揚げできる位置にあるのが根室なんですね。
ダイナミックな回遊をする魚なのです!
サンマはうまい!みんなが知っていることです。塩焼きが代表的で、スーパーに行けば刺身も売っています。ぜひ食べてもらいたいのが、現地で食べる超新鮮な生サンマなのです。
たまたま休憩のために入った、道の駅 スワン44ねむろでさんまづくし定食と出会いました。
この道の駅は風蓮湖の畔にあり、レストランからは幻想的な風景を眺めることができるそうです。私が行ったときは、温帯低気圧が直撃し、雨と風が非常に強く、何も見えなかったです…
ズバリ!今まで食べたサンマの中で、一番おいしかったです!新鮮なので食感がモチモチなのです、サンマがモチモチなんて、驚き以外の何物でもないです。それでいてしっかりと脂がのり、旨味が半端ないのです!
私が訪れた2018年10月には、さんまづくし定食がありましたが、現在は旬の秋でも提供があるかわかりません。(ホームページをご覧ください)
近年、中国の乱獲とかなんとか… サンマの不漁の原因がそこみたいな…
私の考えですが、単純に日本を来遊するサンマの数が減少しているのだと思います。サンマの数が減るとどんどん高騰し、手軽には食べられなくなってきます…
そもそもサンマって、日本近海に住んでいる魚ではないんです。
太平洋の真ん中辺り(ハワイよりもずっと北)に住んでいて、卵を産むために秋頃に南へ回遊します。なので、秋頃にしか獲れないのです。
根室に限らず北海道であれば、比較的どこでも食べられるのではないかと思いますので、北海道に行った際には、新鮮な生サンマをご賞味ください!あまりのおいしさに昇天します!笑
道の駅 スワン44ねむろ / 北海道根室市酪陽1番地
営業時間 / 4月~10月【11:00~15:30】11月~3月【11:00~14:30】
・愛媛県 回転寿司すしえもん 宇和島本店
宇和島は、入り江と離島が複雑に交差したリアス式海岸が広がっております。また、黒潮の流れる豊後水道に面しており、潮流がぶつかることから、最適な好漁場なのです。宇和島の養殖魚を主に提供している、回転寿司すしえもんはとにかくおいしいのです。
すしえもんのおすすめメニューは、鯛めしとゴリゴリカンパチの寿司と赤だし魚汁です。
↑金のお皿がゴリゴリカンパチです。
特にゴリゴリカンパチの寿司は、ゴリゴリ食感と旨味のバランスが絶妙で、感動するほどでした!今まで食べてきたお寿司の中で、一番好きかもしれません。
そして、宇和島地方の鯛めしは、私の知っているものとは違っていたのでした…
松山鯛めし :焼いた鯛を昆布だしで炊き込んだ鯛めし。出汁をかけてしめる。 宇和島鯛めし :鯛の刺身をご飯にのせ、薬味をのせ、生卵入りのタレをかける鯛めし。
率直に申しますと、すごくおいしいのですが、卵かけご飯に鯛の刺身とタレの旨味がプラス!という感じです。卵かけご飯が好きな人には、たまらない逸品です。
宇和島本店に行った後、何気なくホームページを見ていましたら、ナント!福岡に店舗があるではありませんか!!もうね…戻ってきてから速攻行きましたよ!(ブランチ博多パピヨンガーデン店)
福岡にあると知ってから定期的に通っております。笑 それぐらいおいしいのです。
愛媛県に行かなくても、福岡・兵庫・東京に店舗がありますので、ぜひ宇和島名物鯛めしとゴリゴリカンパチの寿司と赤だし魚汁を味わってもらいたいです。
大事なことなのでもう一度言います、ゴリゴリカンパチの寿司は、寿司の中でナンバーワンです!
回転寿司すしえもん 宇和島本店 / 愛媛県宇和島市弁天町2丁目1-60
営業時間 / 10:30~22:00
回転寿司すしえもん ブランチ博多パピヨンガーデン店 / 福岡県福岡市博多区千代1-2-8
営業時間 / 11:00~22:00
・熊本県 芦北うたせ直売食堂 えび庵
芦北と言えば、有名なうたせ船がありますよね!
うたせ船で不知火海の沖合に行き、帆を広げて潮の流れや風に逆らわない伝統的な底引き漁法で、足赤えびや石エビなどを収穫します。
芦北うたせ直売食堂という名前は、観光船である【うたせ船】からきているんですかね~?
はいっ!きました、足赤えび天丼
プリップリッの大きなえびに天つゆが絡んで、絶妙な旨さです。頬張ると、おもわず顔がにやけますね~
なんとお頭付き… なんて贅沢なんでしょう!
お頭もしっかりと揚げられていますので、バリバリ食べることができます。ミソが濃厚~
産地によっては古くから呼ばれている名称があり、熊本県芦北では足赤えびと呼ばれています。(正式名称:クマエビ)
関東以西の内湾などに分布しており、車エビのように養殖されていないため、流通している国産のものは全て天然のものになります。車エビよりも大きく、味が非常に良いため、高値で取引されています。
云わば高級品なわけです。
メニューには足赤えび天丼の他に、足赤えびフライ重もありますので、近くを通られる際にはランチの候補にいかがですか?少し贅沢なランチですが、頬張ればたちまち幸せな気分になること間違いなしです!
芦北うたせ直売食堂 えび庵 / 熊本県葦北郡芦北町計石2963-11
営業時間 / 11:00~15:00
定休日 / 毎週水・木曜日 年末年始
・まとめ
今回は、訪れたら食べてほしい北海道【道の駅スワン44ねむろ】の生サンマ・愛媛県【回転寿司すしえもん】の鯛めし、ゴリゴリカンパチの寿司、赤だし魚汁・熊本県【芦北うたせ直売食堂 えび庵】の足赤えび天丼を紹介しました。
記事を書いていて思ったことは…
回転寿司すしえもんのゴリゴリカンパチの寿司を無性に食べたくなりました。(笑)夜には売り切れになっていたことがありましたので、お昼の時間帯に行かれたほうが確実に食べられます。
みなさんもおいしい海鮮を求める旅へと出発しましょう!
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