◆新山口駅で買いたい、生ういろうを食べ比べてみた!

こんにちはネリゴです。

新山口駅で絶対に買ってもらいたい、生ういろうを食べ比べしてみます。

散策しているときに見つけたのですが、今回紹介する3店舗がほぼ同じ売り場なのです。一気に食べ比べができる、素晴らしい立地ですね!!笑

賞味期限はおおよそ3日と短いです。

山口に来ることがあれば、絶対に購入してほしい!絶対に食してほしい!素晴らしい一品なのです。

 



 

・山口ういろうの特徴

 

他の地域のういろうは、米粉や小麦粉を使用していますが、山口ではわらび粉を使用しています。そして、 わらび粉を主原料として餡・小麦粉・砂糖などを加えて、蒸すことで出来上がります。 

わらび粉は、シダ植物の一種のワラビの根から取れるデンプンを乾燥させて、粉末状にしたものです。

口に入れたときにわらびもちのような、 もちもち・ぷるぷるした食感が特徴的 です。

 

↑ (左側:御堀堂 その裏:本多屋 右側:豆子郎)

出来たての生ういろうは、柔らかくてとろっとした食感が楽しめます。口の中でとろける美味しさは格別なのです!!

 

・本多屋 懐古庵

 

 

本多屋は、創業大正6年の老舗です。外郎を作り続けて100年以上という伝統を守りつつ、よりおいしい外郎を求めています。

山口の外郎は、大内氏が栄えた室町時代を起源とし、 約600年に渡り山口銘菓として現代に受け継がれてきました。 

 

 

「枯淡(こたん)の味」にこだわり昔ながらのまろやかな舌触りと高雅な風味が特徴です。

 

 

 

 小豆 

小豆の風味が豊かで、豆の食感もあり、おいしすぎますね~!!一度食べてみると、絶対に病みつきになる味わい&食感です。

本多屋の生ういろうは、生わらびという名で売られています。

 抹茶 白隠元  (3個入り 税込280円)

こちらも抹茶風味が豊かで、隠元豆が入っており、ほどよいもちもち具合です。個人的には、今回食べた中で一番おいしいと感じました。

新山口駅では、生わらびの3個入りが購入できます。

和菓子好きの人はもちろん、和菓子をあまり食べない人にこそおすすめしたい一品です。

 

 


 

本多屋 懐古庵 新山口店 / 山口県山口市小郡1357-1 新山口駅新幹線口 2階

営業時間 / 8:00~19:00

 

・御堀堂

 

山口外郎は、大内文化の始まりに御堀の福田屋で創製(そうせい)されたと伝えられています。

御堀堂の創始である田中順助は、福田屋のおいて製造に従事し、技法を磨き、昭和2年に御堀堂を開業しました。

福田屋が昭和21年に看板を降ろした後、山口外郎の製法を継承し、伝統の味を守り続けています。

 

 

今回購入しました黒外郎・抹茶外郎の他に定番の 白外郎 があります。

 

 

 黒外郎 

今回食べた中では、御堀堂の生ういろうが一番もちもちしているかもしれません。沖縄産の黒糖を練りこんでいるので、しっかりとした甘みとコクが絶妙です。

サイズ的に一番大きいにもかかわらず、ペロッと食べちゃいます。

 抹茶外郎  (1個 税込130円)

サイズの大きさが特徴的で、口いっぱいに頬張ることで、広がる抹茶の風味がすごく幸せな気分にさせてくれます。

どちらもとてもおいしく、大きさ・もちもち食感がベストで満足度の高い一品です。

御堀堂は、店舗の数が多く、山口県内に 直営店が8店舗 あります。その他、百貨店やサービスエリアなど幅広い場所で、購入することができます。

山口県を訪れた際に、見かけたら一度は買っていただきたいお菓子です!

生ういろうではないのですが、お取り寄せでは外郎を味わうことができます。安らぐ様なおっとりとした舌ざわりや食感は絶品です。


 


 

御堀堂 新山口店 / 山口県山口市小郡1357-1 新山口駅新幹線口 2階

営業時間 / 9:00~19:00

 

・豆子郎

 

 

その日のうちに召し上がっていただくのが当たり前だった当時の、「創業精神」をいつまでも語り伝えるために 「生絹豆子郎」 が生まれ、日々進化を続けている和菓子屋です。

生絹は、源氏物語の時代より女性を魅了してきた素朴でしなやかな織物のことです。そんな思いを込めた「生絹」のようなお菓子です。

 

 

 

 生絹豆子郎 小豆 

本多屋と比較すると、縦長で大きいのが特徴です。あっさりとしており、他の生ういろうと比べると、若干固めの印象です。

みずみずしい食感と口どけは絶品ですね。

 生絹豆子郎 抹茶 

小豆同様、あっさりとした抹茶の味です。こちらにも白隠元が入っており、甘さ控えめといった感じです。それにしても、おいしすぎますね。

包装ビニール・金色の文字・生ういろうの色合いが素晴らしく、見た瞬間に絶対おいしいやつ!と確信しますね。

こちらも県内の直営店が多く、 13店舗 で販売しています。百貨店やサービスエリアでの販売はないとのことです。

 


 

豆子郎 新山口店 / 山口県山口市小郡1357-1 新山口駅新幹線口 2階

営業時間 / 9:00~19:00

 

・番外編 ほうえい堂

 

 

JR防府駅に隣接するイオン防府の中に、ほうえい堂の店舗があります。

 

 

ほうえい堂は、昭和50年に豆子郎のフランチャイズとして、山口県東部で販売を開始しました。

その後、平成10年にフランチャイズ契約を解消し、ういろう他自社商品の開発・販売を開始します。

 

 

 

 ひとつった外郎 期間限定~夏だいだい~ 

さっぱりとした生ういろうで、果肉も入っており夏にぴったりの一品です。去年、山口県東部を訪れた際は、秋の期間限定の栗(生ういろう)を購入しました。

ほうえい堂のひとつった外郎は、わらび粉ではなく、弾力・保水に優れた 国産の甘藷(さつまいも) を使用しています。独特の食感とあっさりした口どけは、こだわりの製法が成せる技ですね。

関連記事:◆山口県東部でお菓子を買うならこれ!

 

 


 

ほうえい堂 防府店 / 山口県防府市中央町1-3 イオン防府店 1F

営業時間 / 10:00~19:00

 

・まとめ

 

新山口駅で購入した、生ういろうを食べ比べしてみました。

どの和菓子屋の生ういろうも絶品で、サイズ・価格は違えど満足度がとても高いお菓子です。個人的には、 本多屋【抹茶 白隠元】が一番おいしく感じました。 

生ういろうは、現地に行かないとなかなか味わえない和菓子なので、ぜひ山口に訪れて食してもらいたいです。

ういろうは日本全国様々な地域で銘菓として、購入することができますので、山口ういろうを含め食べ比べしてみるのもおもしろいかと思います。

 

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