ニュース

RABまつりで全国の味を堪能!ご当地グルメ&スイーツフェアの楽しみ方

青森放送が視聴者とリスナーへの日頃の感謝を込めて開く「RABまつり」が、青森市のアスパムと青い海公園を会場にスタートしました。報道によれば、両会場は朝のオープン直後から大勢の人たちでにぎわっているとのこと。併設の『ご当地グルメ&スイーツフェア』には全国から77店舗が軒を連ね、北の港町に、ふだんはなかなか出会えないご当地の味が一堂に会しています。歩く旅の途中にふと立ち寄るようなご当地グルメ探訪を、これからゆっくり紐解いていきましょう。…

RABまつりで全国の味を堪能!ご当地グルメ&スイーツフェアの楽しみ方

朝の会場は、小さな旅のはじまり

両会場のオープニングには、ゲストMCのジョナゴールドさんと、お笑いコンビのラバーガールが会場を盛り上げ、初日の空気は一気にあったかくなったようです。北の朝のひんやりとした空気が、会場のにぎわいに少しずつ溶けていく——そんな時間の方が、きっと目を細めていたのではないでしょうか。

ご当地グルメの催しというと、どうしても「行列」「待ち時間」が先に頭に浮かびますが、この日いちばんの賑わいを見せていたのが、兵庫県から出店した紅茶専門店「アンドアールグレイ」のブースでした。求める人が多いのは「アールグレイリッチミルクソフト」という高級ソフトクリーム。澄んだ秋の空の下、ベルガモットの香りがふわりと漂うような、甘さと爽やかさが同居する一杯に、長い列ができていたといいます。

一口いただいて、舌の上でゆっくりと溶けていくその時間には、兵庫の茶葉の選び方と、青森の冷たい朝の空気が混ざり合っています。土地をまたぐと、味の余韻までが少しだけ違って聞こえる——そういう小さな発見を、フェアのあちこちで拾えそうです。手に持つカップの温度、目に入る海の青さ、耳に残る会場のざわめき。五感が少しずつ重なるあの瞬間こそが、ご当地グルメのいちばんのごちそうかもしれません。会場を吹き抜ける潮風と、その足元を流れる人の波。立ち止まって、歩き出して、また止まる——そんな繰り返しのなかで、いただく一杯はゆっくりと体に沁みていきます。

全国77店舗の、その顔ぶれの良さ

「ご当地グルメ&スイーツフェア」という名前が示すとおり、今回の見どころは青森県内の名物にとどまりません。青森という北の玄関に、全国の有名店が一度に降り立っているという構図は、土地の食をなぞるうえでとても意味のある光景です。

ふだんはわざわざ現地まで足を延ばさないと口にできないお菓子や惣菜が、港のすぐそばにならんでいる。読者のみなさんが旅先でつい買ってしまうあの「お土産」も、こうしてみれば、普段の旅の動線を少しだけずらして、広い視野で見つめ直すきっかけになるのではないでしょうか。北の短い秋を背景に、普段はひとりで静かに佇んでいるはずの一品が、今日は海辺のにぎわいの中で光を帯びています。

会場全体をひとつの小さな街と見立てれば、77のブースは、それぞれ違う土地の小さな窓。北の海のものから焼き菓子、スパイスや紅茶——ジャンルも幅広く、きっと二日かけても回りきれないほどの奥行きがあるはずです。一度に日本を旅するようなものですから、お腹と相談しながら、焦らずじっくり歩いてみてください。

たとえば兵庫の紅茶専門店が青森で出すソフトクリーム。それは「お店の味をそのまま持ってきました」というよりは、青森の冷たい空気と、青森の人の手の中で一度受け止められたあとの味。同じ一杯でも、土地が違えば余韻が変わる——そういう小さな発見を、77店舗が一堂にそろう催しなら、より確かに感じ取れるはずです。

会場全体をぐるりと歩いてみると、青森にいながらも、ふと別の地方に旅しているような錯覚を覚えるかもしれません。その土地まで出向かなくても、その土地の空気をひと呼吸だけ分けてもらえる——それが、ご当地グルメをまとめて一堂にいただく贅沢さだと思います。手仕事の味を、北の港町でゆっくりと確かめる。そうした歩き方にこそ、フェアの奥行きがあるように感じます。ひとつのカップを大事に両手で包む時間も、次のブースへと続く道草の時間も、どちらもフェアの一部ですね。

あすも開かれる、二日目のこと

RABまつり本体、そして『ご当地グルメ&スイーツフェア』は、あすも開かれると報じられています。初日のにぎわいを考えると、二日目はより多くの方が足を運ぶはず。どうしても気になるお店があるなら、朝早めに会場に向かうのが良さそうです。人もまばらな朝のうちに、お目当ての一杯を静かに味わう——そんな朝の過ごし方も、北のイベントらしい気がします。

青い海公園とアスパムという、海と街の両方に開かれた会場の立地も、このフェアの持ち味です。海からの風を感じながら歩くルートと、屋根のある館内でゆっくり味わうルート、二つの楽しみ方ができる構成になっています。腹ごなしに海辺を一歩きして、それからもう一度館内に戻る——そんな往復の動線があれば、食べた余韻がちょうどよく体に落ちていきます。朝の光に照らされた会場は、きっとまた表情を変えてみせてくれるはずです。

旅の途中で「ふと立ち寄る」のではなく、このフェアの前後で青森市内を少し歩いてみるのも一興です。会場のすぐそばには海があり、青森の食と風土がそのまま外に続いています。ご当地グルメをいただきながら、その土地の空気そのものまで持ち帰る——そんな旅のしかたを、この週末の青森はそっと誘ってくれているようです。

歩き疲れたら、青い海公園のベンチでひと休み。海を眺めながら、さっきいただいた一杯の余韻をゆっくり反芻する——それだけで、もう小さな旅のかけらが手元に残ります。RABまつりの名前をすでにご存じの方も、まだ足を運んだことがない方も、週末の青森はきっと、新しいご当地グルメの入口になってくれるはずです。

関連記事: 北海道内の特産品や名所、ブックカバーに 31日から札幌などの37書店で配布かながわグルメ&特産市|レッツエンジョイ東京.

関連ニュース