こんにちはネリゴです。
今年の夏は異常なくらい長く、そして異常なくらい暑かったですね。なかなか外に出る気になれず、クーラーのきいた室内に引きこもり状態でした。
季節は10月、遅いくらいですがやっと涼しくなってきましたので、久々に散歩に出掛けました。ふと和菓子が食べたくなり、みやき町に足を運びました。
みやき町に素晴らしいお菓子があるのですが、「認知度が低いのでは?」と感じ、皆様に知ってもらいたいと思ったので紹介していきます。
その名も【ぼたもち】です。笑
では本編にいきましょう!
・綾部のぼたもち / 老舗 橋本屋

綾部八幡神社の入り口付近に2店舗のぼたもち屋さんがあります。今日は、老舗 橋本屋さんにおじゃましてきました。
このぼたもち歴史は古く、鎌倉時代に源頼朝に従った地頭(役職の名前)が奥州征伐の凱旋の時に、ふるまった祝いの餅が起源とされています。

皆様がよく目にするぼたもちとはこのようなものかと思います。↓の画像。

そもそもぼたもち(おはぎ)とはどういった定義づけがされているのでしょうか?
基本的にぼたもちとおはぎは大きな違いはなく、春のお彼岸にお供えするお菓子をぼたもち、秋のお彼岸にお供えするお菓子をおはぎと呼んでいます。
もちろんこしあん粒あんの違いはあれど、中にはもち米を蒸して丸めたものが入っているものが一般的です。
では、綾部のぼたもちはいかに…。
綾部のぼたもち 老舗 橋本屋 / 佐賀県三養基郡みやき町原古賀2017-1
営業時間 / 8:30~17:00
定休日 / 木曜日
駐車場 / 有り
・ぼたもち、その味は?

見た目で言えば、一般的なぼたもちではないですね。(2024年現在 5個450円)
お箸でぼたもちを取り出してみました。たぶん2個分?ですかね。

一般的なぼたもちと違い、中にはお餅がおそらく5個入っており、その上にこしあんがのっている感じでしょうか。
食べて初めに感じるのは、お餅の柔らかさです。
そして、コクと上品な甘みがとても特徴的です。
これは絶品ですね。あんこ好きにはたまりませんね。
5個からしか購入できず、量が多いかな?と思っていましたが、ぜんぜん足りないぐらいでペロリと食べてしまいました。
一般的なぼたもちとは違いますが、そんなことどうでもよくなるくらいおいしいです。
また、なまものですので本日中にお召し上がりくださいとのことです。
・綾部八幡神社

2店舗のぼたもち屋さんを超えると、1205年に創建された由緒ある神社があります。
綾部八幡神社は日本最古の天気予報といわれる「旗上げ神事」「旗下ろし神事」が行われており、旗の巻き具合で風雨の襲来や農産物の豊凶を占います。

また境内にはたくさんの風車(かざぐるま)があり、カラカラと回る様子がまだ残る強い日差しを和らげているように感じました。

秋のシーズンには境内のイチョウが鮮やかに彩り、美しい景観を楽しめるそうです。まだまだ紅葉には遠いようですが…笑
・まとめ
みやき町の素晴らしいお菓子【ぼたもち】を紹介してきました。
繰り返しになりますが一風変わったぼたもちなのですが、とてもおいしく柔らかいお餅とほど良いコクと上品な甘さが魅力的です。
16:30以降は売り切れ次第で閉店とのことなので、早めに行かれることをおすすめします。
また橋本屋さんの反対側に、綾部ぼたもち 喜久屋さんがありますので、食べ比べされてもおもしろいかと思います。
唯一無二のぼたもちであると思うので、あんこ好きの人や興味・関心がある人は今すぐに行ってみましょう!
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