◆佐賀で味わう有名な丸ぼうろを紹介します!

こんにちはネリゴです。

佐賀の丸ぼうろ(丸房露・丸芳露)の魅力について語っていこうと思います。

丸房露と一言で言っても、味・食感などご存じの人が多いかと思います。どの丸房露を食べても大した違いなどない!と思われている人。

ちょっと待ってください!

素晴らしい丸房露が佐賀県にあるのです。

これから紹介する2店舗の丸房露を食べてもらい、一味違う丸房露を体感していただきたいと思います。

では、紹介していきます。

 



 

・丸房露って何?

 

 

丸房露は、様々な場所で売られているのを見たことがある人は多いかと思いますが、実は 佐賀県を代表する銘菓の一つ なんです。(薩摩地方・長崎・大分など)

ポルトガル語でケーキを意味する「ボーロ」の名前がついたとされていますが、語源は明らかになっていません。

丸房露は、小麦粉・卵・砂糖を加えて作るお菓子です。丸房露によっては蜂蜜や黒糖など使用されている場合もあります。

 

・佐賀の丸房露の特徴

 

南蛮文化は長崎から日本中に約350年前に伝わりましたが、特に 長崎街道(シュガーロード) で砂糖をはじめとする洋菓子文化が広がっていきました。

シュガーロードは長崎から小倉まで57里(約228km)で、佐賀市・神埼市・鳥栖市もルートに入っています。

佐賀の丸房露は、円盤型の素朴な形状と茶色い焼き色が特徴で、小麦粉に卵、砂糖、蜂蜜、重曹などを混ぜ合わせ、型抜きをした生地を天火(オーブン)で焼いて作ります。素朴な見た目とは裏腹に、しっとりした食感とカステラのような香ばしさが魅力です。

 

・元祖と言えば…元祖丸房露 御菓子司 鶴屋

 

 

元祖 鶴屋は、なんと創業1639年という老舗中の老舗です。そして佐賀銘菓である「丸房露」の元祖でもあります。

南蛮菓子の老舗として伝統を守りながら、時代の変化に合わせ様々な挑戦を続けているお菓子屋さんです。

元祖=歴史が古いみたいなところがあり、元祖という言葉に惹かれますね~。

佐賀出身でもある大隈重信も愛したという逸話が残っているハイカラ菓子が丸房露です。

 

 

 

昔ながらでありながら、代々改良を加え現代に受け継がれている飽きのこない味がとても素晴らしいのです。

今まで食べてきた丸房露の中では固めですが、固いわけではないんです。説明が難しいですが、程良い硬さと言うべきでしょうか…笑

柔らかい丸房露しか知らないと違和感を感じるかもしれませんが、これが絶妙な食感と甘みで最高のバランスなんです。

 


 

鶴屋 佐賀本店 / 佐賀県佐賀市西魚町1番地

営業時間 / 9:00~19:00(元日を除く)

 

 

・個人的に大好きな丸芳露…丸芳露本舗 北島

 

 

北島は、創業1696年という元祖 鶴屋に続いて老舗のお菓子屋さんです。

江戸時代にも「ぼうろ」というお菓子はあったそうですが、ポルトガル船員の保存食ともいわれ小さく固い菓子だったそうです。

そして、そこから新しい時代に合わせたお菓子に仕上がったとのことです。

 

 

 

食感はやはり少し固めで、こちらも最高のバランスを誇る丸芳露です。言い方はあれですが、小麦粉・卵・砂糖でこんなに深い味わいになるなんて…

すごすぎますよね…というのが一口食べた後に感じる感想です。

さらにオーブントースターで1分ほど軽く焼くとカリカリ、ほんわか焼きたてが味わえます。

個人的には、鶴屋さんの丸芳露より好みです。

自分用でたくさん購入してしまいますが、賞味期限も2週間ほど持つので贈答用にするのがおすすめです。

というか、贈答用にしてみんなに「衝撃を味わってほしい」という思いで渡しています。笑

 


 

北島 白山本店 / 佐賀県佐賀市白山2-2-5

営業時間 / 9:30~18:00

定休日 / 日曜日

 

 

・まとめ

 

いかがでしたか?

佐賀の丸房露食べてみたい!と思ってもらえましたか?

私自身、おやつにも買いますし、知人や家族のお土産としても買います。一味違う、佐賀の丸房露は、みんな喜びますし、「また買ってきて」とよく言われます。

この記事に興味があれば、ぜひ味わってみることをおすすめします。

味と食感の違いにびっくりしちゃうかもしれませんよ!

 

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