こんにちはネリゴです。
今回は、熊本県の玉名に行った際に見つけたお菓子について紹介します。
その名も松の雪です。
知らない人が多いかもしれませんが、実は私も存じませんでした。笑
気持ちの良い散歩の中で、出会えるかわからないが「何かないのか?」と様々な場所にアンテナを張ることもまた楽しみの一つですね。
・玉名って?
熊本県の北西部に位置し、古くから商人の町として栄えた遺跡や建造物など多く残っています。特に、明治の文豪夏目漱石の小説「草枕」の舞台となった前田家別邸が有名です。
玉名を語る上で外せないのが、玉名ラーメンです。
熊本ラーメンの原点ともいわれる玉名ラーメンは、濃厚な豚骨スープに焦がしニンニクチップをかけるのが特徴です。
こってりしたラーメンが好きな人にはたまりませんね。
そして、1300年もの歴史がある玉名温泉は、立願寺温泉と呼ばれ白鷺が傷を癒したという伝説が残っています。
・松の雪 / 安田製菓店
松の雪は、1556年に玉名を訪れたポルトガル人【宣教師】ルイス・デ・アルメイダによって伝えられた歴史あるお菓子です。
長崎はカステラ、佐賀は丸ぼうろ、そして玉名(伊倉)は松の雪、と言われています。
卵や小麦粉は厳選した材料を使用しており、一枚一枚丹精を込めて手焼きしています。
以前は3店舗ほど松の雪を作っていたそうですが、今は安田製菓店のみでしか作っていません。
丁寧に一つ一つ手焼きしているので数が量産できず、道の駅や物産館などで販売しておりません。
ということは、安田製菓店のお店でしか購入することはできないのです!
食べた感想ですが、これが予想以上においしいのです。
生地だけ食べてみると、ほんのり甘く卵の味が広がり、真ん中の砂糖と一緒に食べると丁度良い味わいになります。
食感・見た目ともに丸ぼうろに近い感じではあるが、砂糖の食感も相まって松の雪でしか味わうことができないお菓子と言っていいです。
そういう意味でもかなり激レアなお菓子ではないでしょうか。
バラ売りはしておらず、5個入り・レモン(数量限定)3個入りなどが販売していました。
ぜひ玉名に行って買っていただきたい一品です。
・ついでに寄ってみよう!
ぜひ寄ってもらいたのが高瀬裏川水際緑地です。
港町として繁栄してきた高瀬の歴史的遺産を見ることができる他、高瀬裏川一帯が散策デッキとなっており散歩を楽しむことができます。
約700mありますので、散歩をするのにうってつけですね。
特に、5月下旬から6月上旬にかけて咲き誇る花しょうぶは訪れる人を魅了します。
駐車場は、菊池川河川敷にありますのでそちらを利用されると良いかと思います。
・まとめ
玉名で見つけた激レアなお菓子について紹介しました。
松の雪は本当においしくて、また機会があれば買いに行きたいと思うほどでした。素朴でありながら、深い味わいを感じる松の雪は、日本の伝統的なお菓子そのものでした。
みなさんもぜひ一度味わってみてください!
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