こんにちはネリゴです。
最近休みの日には、コロナ禍ということもあり家で過ごすことが多く、運動不足になっている気がします。そんなときは、知らない町(歩いたことのない町)を歩いて、気晴らしをしましょう!
今回は、河童で有名な久留米市田主丸町を散策して、見つけたものを紹介しようと思います。もちろん感染対策を行いながら、人が密集するところは避けます!
●目的は2つ。
1つ、 町の雰囲気を楽しみ気晴らしをする&運動不足の解消
2つ、 お気に入りの河童を探し、河童のお菓子を手に入れる
何気なく車で通るだけではわからないことがたくさんあります。実際に歩いてみると新しい発見があるものです。
コンテンツ
・田主丸町について
慶長19年(1614年)、菊池丹後入道が町筋を創建したことが、田主丸町の始まりと言われています。
田主丸の名は、入道の往生観「我楽しう生まる」に由来すると伝えられています。
町の南には、東西に美しく広がる耳納連山や町を流れる雄大な筑後川が印象的な町です。また田主丸は、気温の温暖な土地で筑後川の栄養豊富な水のおかげで植木・苗木業が盛んに行われ、全国有数の植木の町に発展しました。
なんと田主丸町は、柑橘類の苗木の全国シェアは8割なのです!
くだもの狩りも有名で、ぶどう・柿・いちごなど時期に合わせて楽しむことができます。
巨峰発祥の地であり、全国発の『観光農園ぶどう狩り』ができる場所として有名なのです!
・河童伝説(諸説あり)
田主丸と言えば、河童の町として有名です。
河童の先祖は中央アジアから日本へ移住を考え、初めに棲み着いたのは熊本の球磨川でした。ある時、肥後の国主【加藤清正】に仕えていた小姓を河童が川へ引きずり込んで殺してしまいます。激怒した加藤清正から逃げ延びるために、筑後川へと移り久留米の水天宮の御護り役となったのです。
その後、水神様が江戸に祀られたことで江戸に移り住みますが、九千匹の河童の悪戯が止まりません。頭目である「九千坊」に破門にされた河童たちが、全国の川に散っていきました。
そして、九千坊は有馬藩の許しを乞い、筑後川へと帰り、ここを安住の地と定めて本拠としているのです。
・かっぱめぐり
田主丸駅に置いてあります、かっぱめぐりマップを手に取り、散策スタートです。
マップに載っています全ての河童たちに会うわけではありませんが、マップの参考ルート通りに歩いてきました。
約2.6km、時間にして約50分ほどの散策になります。歩く人の体重と速度にもよりますが、私の場合(体重62kg)、推定消費カロリーは152kcalでした。
●JR田主丸駅(かっぱ駅)のふるさと会館
平成4年に建てられ、平成30年にリニューアルしました。河童の駅舎は、なかなかキュートです。
田主丸駅に駐車場がなかったので、近くの中央公園に車を止めました。その他、商店街多目的広場にも駐車場があります。
●中央公園(巨瀬入道河童)
地方の河童を統率した河童の大将です。腕を組んで仁王立ち、すごく偉そうです。
●屁こぎ河童
この河童はなんだろう…と思って、かっぱめぐりマップ見ていましたら、納得!世の中の嫌なことは『へのかっぱ』そんな願いが込められています。
●灯火河童
なまず?に乗った河童は、町のシンボルの灯火を持って、あなたの未来を明るく照らす手助けをしてくれそうです。
●祈り河童
この河童が、一生懸命祈り続けているから干ばつはおきません。あなたの願いも祈り続けてくれるはずです。
●守護神河童
田主丸を守護するために日夜、目を光らせています。夜に見かけると、とても怖そうですが…
●28河童
昭和28年の大水害の後に、造られた河童。大水害が起きないように見守ってくれているのでしょうか。
●河童の壁画
巨瀬川の中央橋と新馬場橋の間に描かれています河童の壁画です。緑は河童、白も河童?
・あけぼのや
28河童の近くにあります、あけぼのやでは、河童に因んだお菓子を買うことができます。あけぼのやの店内にも、至る所に河童いますね~。
今回購入しましたお菓子は、河童のへそと河童太鼓です。
ネーミングがかなりグットですよね!さすが、河童の町の銘菓という感じです。
河童のへそは、焼いた生地の中にこし餡が入っており、上面には凹みと黒胡麻が散らされているお菓子になります。パッと見、でべそっぽいです。笑
河童太鼓は、バターのきいた生地の中に、手亡豆(てぼうまめ)の白餡とレーズンが入っています。
どちらも素朴な味で、とてもおいしかったです。河童散策の目的として、是非とも手に入れて味わってもらいたいお菓子です。
あけぼのや / 福岡県久留米市田主丸町田主丸432
・まとめ
今回は、河童で有名な久留米市田主丸町を散策して【かっぱめぐり】・【あけぼのや】を紹介しました!
散策していて、町中にこんなにも河童がいるとは思いもしませんでした。(マンホールや地面に描かれている絵など…)河童や河童に因んだお菓子との出会いを含め、町の雰囲気を楽しみながら、しっかりとリフレッシュ&運動不足の解消ができたように感じます。
個人的にお気に入り(気になった)の河童は、願いを込めて28河童です。近年、大規模水害が多発しているので、起こらないように見守ってほしいです。
みなさんも河童を探しに田主丸町へ行ってみませんか?新しい発見があるはずです。
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