こんにちはネリゴです。
壱岐には最強の和菓子があることをご存じですか?
その名もかすまきと呼ばれる和菓子です。
ひたすら『かすまき』の魅力やおいしさについて語り、「食べてみたい」「壱岐に行ってみたい」と思ってもらえるような記事を書いていきます。
・かすまきとは?

かすまきは、 カステラ風の生地でたっぷりのあんを巻いている ことからその名になったと言われています。
江戸時代、参勤交代の武士が好んで食べていた記録が残っている歴史ある和菓子なのです。
主に 壱岐・対馬 の和菓子ですが、長崎県内(島原地方など)や佐賀や熊本の方にもあるらしいです。
また、かす巻きに似た和菓子として『とら巻き』と呼ばれるトラ柄の生地が印象的な和菓子も存在します。
・土肥製菓店 / 加寿まき

壱岐のかすまきと言えば、 土肥製菓の加寿まき が一番有名だと思います。
創業約65年の菓子製造販売店です。後継者が営業として、島外への販売にも力を入れているとのことです。
土肥製菓の加寿まきは壱岐島内はもちろん、長崎県・佐賀県・福岡県などのスーパーで見かけたことがあります。
随分前になるのですが、北海道の稚内のスーパーにも売っているのを見かけました。笑

そして、特徴としまして 黒あん・黒あん(粒)・白あん・抹茶あん・もち入り とバリエーションが多いです。




土肥製菓店の加寿まき(太巻)は、ふっくらとした生地が本当においしく、 程よい甘めのあんが絶妙なバランス なのです。


しっかりとした甘みはあるんですけど、なんといいますか…さっぱりとした甘みなので、いくらでも食べられそうな気がします。
適度に大きい太巻なので、とても満足感があります。
土肥製菓店の加寿まきは、ぜひとも一度は食べてもらいたい最高&最強の和菓子なのです。
土肥製菓店 / 長崎県壱岐市勝本町仲触471
営業時間 / 8:00~18:00
・丸善菓子舗 / かす巻

「壱岐の玄関口」郷ノ浦港から少し移動したところに、個人商店や食事処が立ち並ぶ中心街があります。
その一角に、1900年創業の丸善菓子舗はあります。


壱岐かすまきの元祖と言われており、一本一本手焼きで作られるかす巻(細巻)は甘さ控えめでやさしい味がします。
土肥製菓店にも細巻はありましたが、 太巻とは違った食感 を楽しむことができます。
こちらもお店の他、壱岐島内のスーパーなどで購入することができます。
丸善菓子舗 / 長崎県壱岐市郷ノ浦町郷ノ浦160
営業時間 / 8:00~18:00
・マリンパル壱岐で見つけた“生”かすまき

フェリーの発着場である印通寺港のランドマークです。1階では、朝採れ野菜・新鮮な魚介類やお土産物・お弁当(惣菜)など販売しています。

いきなりの結論ですが…このかす巻きは“生かすまき”と言ってしまっていいと思います。
実は、約5年前に壱岐に来た時には、土肥製菓店が作っている生加寿まきをスーパーなどで購入することができました。
生かすまきとは、製造したてのかすまきをパックにつめたものです。脱酸素剤(鮮度保持剤)が入っていないので賞味期限が短めです。

マリンパル壱岐で見つけたこのかすまきは、 パックに入り、脱酸素剤は入っておらず、賞味期限も短いです。
製造したてなので、普通のかすまきと比べて生地がものすごく柔らかいのです。5個入りのものしかなく、黒2白3の割合で入っていました。
これは、生かすまきと言ってしまっていいでしょう!(あくまで個人の見解です)
「これを買うために壱岐に行ってもいい!」と思えるほどに、おいしかったです。
マリンパル壱岐 / 長崎県壱岐市石田町印通寺浦471-2
営業時間 / 8:00~18:00
定休日 / 水曜日
・まとめ
この記事は、かすまきを好きすぎるが故に「絶対に食べてみてほしい!」という願いで書いてきました。
どうですか? 食べたくなりましたか?
ちなみに私は、この記事を書いていて食べたくなってしまったので、 壱岐に行く計画を立てようかな と思っています。笑
今回紹介しましたかすまきの他にも、壱岐島内には様々なかすまきが売っています。食べ比べするのも楽しいと思いますので、ぜひ壱岐に行ってみてください。
壱岐へは 唐津東 or 博多から、ジェットフォイル(博多のみ) or フェリーが便利 です。
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