◆入浴すると全身に炭酸の気泡がつくラムネ温泉!

こんにちはネリゴです。

大分は、言わずと知れた温泉王国です。日本一のおんせん県で、県内ほぼすべての場所で温泉が湧いており、源泉数と湧出量で全国1位なのです。

知らない人はいないであろう温泉が、別府温泉由布院温泉ですよね!特に別府温泉は、地球上にあるといわれる11種類の泉質のうち10種類があります。

しかし私がおすすめしたい、一度は訪れてほしい温泉は、特徴的な炭酸泉の【長湯温泉】なのです。中でも、ラムネ温泉館のラムネ温泉(露天)には、ぜひ入浴して実際に体験してもらいたいのです。

 



 

ラムネ温泉館

 

 

1934年、日本一の炭酸泉【長湯温泉】を「これぞ、ラムネの湯だぜ」と紹介したのが文豪【大仏次郎先生】であります。

それから70年の年月が経ち、2005年に東京大学教授である建築家の藤森照信照信氏の設計により、【ラムネ温泉館】は開館したのです。

 


 

ラムネ温泉館 / 大分県竹田市直入町大字長湯7676-2

営業時間 / 10:00~22:00

料金 / 大人 500円 小人(3歳~小学生) 200円

     家族風呂 1時間 2,000円

 

 

・ラムネ温泉とは?

 

 

大浴場露天と家族風呂に注がれている『高濃度天然炭酸泉』の名称です。源泉かけ流しで、入浴してしばらくすると、全身に炭酸の気泡がくっつきます。

長湯温泉内でも一番炭酸ガスの含有量が多く、実に入浴剤バブの15倍です。

 炭酸泉とは、二酸化炭素の濃度が高い温泉のことで、世界でも稀有な湯です。 

 

ラムネ温泉館のある長湯温泉エリアは、稀有な湯が豊富に湧出することから「日本一の炭酸泉」と評されています。

 

・入浴して効く病気等

 

まず、炭酸ガスが血管内に入り、血中二酸化炭素量を増やします。すると、脳が酸素を取り込み、体中に急いで届けようと血流を促進させます。

この作用により、血流促進、新陳代謝アップ、デトックスなどの効果が現れてきます。そのため血圧が下がり、高血圧症・動脈硬化症などに効果があり、血管は弾性を取り戻し正常化します。

 

・効果が期待できる作用

 

 

 ダイエット :入浴すると、酸素摂取量と炭酸ガス排出量が多くなり、エネルギー代謝量の増減につながるためダイエット効果が期待できます。

 トレーニング :入浴すると、皮膚や筋肉の血流がアップし、トレーニング等の身体活動を行ったと同じような効果が期待できます。

 女性に効果あり :入浴すると、慢性婦人科疾患、貧血症、肩こり、腰痛、冷え性、美容効果などが期待できます。

 

 

また、ラムネ温泉館内には炭酸泉を飲むことができる飲泉所を設置しており、飲泉により胃腸病・肝臓病・便秘などへの効果が期待できます。

 

・おすすめの入浴方法

 

 大浴場内湯:にごり湯 41℃ 

 露天風呂:ラムネ温泉 32℃  

 

夏の時期ですと、ラムネ温泉をメインに入浴(10分)し、内湯またはサウナ(5分)で少し温まります。これを2回ほど繰り返すと良いです。

 炭酸泉は血流がよくなり、浴後にあたたかく感じる温泉ですので、温まりすぎる必要はないのです。 

 

また大浴場露天のラムネ温泉と、家族風呂のラムネ温泉には泉質の違いがあるため、泡付きの良さを選ぶのであれば、大浴場露天のラムネ温泉が良いです!

 

・入浴して感じたこと

 

入った印象としましては、温泉に入浴するという感覚ではないですね。笑

32℃なのでぽかぽかしているわけではないのですが、入浴しているとじんわりと体が熱くなってきます。びっくりするぐらいの気泡が体全体を包みます。

長風呂が苦手な私ですが、温度が低いこともあり、長く入浴することができます。

しかし、長風呂をすれば良いというわけではないので、 30分~40分を目途 にしてください。

大分の大学に行っていたこともあり、よく大学生のときにラムネ温泉館に行っていました。雪の降る寒い日に行ってみたのですが、ラムネ温泉が32℃ということもあり、一度つかると外気が寒すぎて出られません。

体が温まらないため、出るのに勇気がいりますが、露天にあるサウナか大浴場内湯のにごり湯に直行すると良いかと思います。それでも出てすぐの寒さはやばいです…

 

ガニ湯

 

 

ガニ湯とは、ラムネ温泉館から徒歩2~3分のところにあります、無料の混浴温泉のことです。

混浴ですよ!混浴!笑

昼間に入浴している人を、未だかつて見たことはありませんが…笑

私は夜の真っ暗な時間帯に入浴したことがありますが、温度も丁度良くとても気持ちいい温泉でした。ただ、脱衣所なんてものはないので、入浴される場合は、なんとか頑張ってください!笑

~ガニ湯伝説~

昔、長湯温泉を流れる川にガニ(蟹)がいて、村の娘に一目ぼれし、人間になって嫁にしたいと思いました。そんな思いを知った僧が『寺の鐘を百聞けば人になれる』と言ったので、ガニは鐘をつきますが、九十九ついたところで大雨となり、僧とガニは雷にうたれます。しばらくして川の水が引いたところ、ガニの形をした大岩が現れ、炭酸の湯が沸き、これをガニ湯と呼ぶようになりました。

 

まとめ

 

今回は、入浴すると全身に炭酸のような気泡がつく【ラムネ温泉】と混浴の【ガニ湯】を紹介しました!

ラムネ温泉に入浴すると、血行が良くなり、新陳代謝がアップします。ややぬるめ(32℃)の温泉にまったり入浴しますので、デトックス効果があります。

また、デトックス効果により体内の機能を正常にすることで、心の状態にも良い影響を与えます。入浴後は、かなりスッキリした気分になり、ストレス解消の効果もあります。

温泉にあまり行かない人や入浴自体そんなに好きではない人にこそ、おすすめしたい温泉です。なかなか体験することのできない新感覚の温泉ですので、一度入浴して効果を実感しますと、『また行きたい!』と思うはずです。

 

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